本情報は、下記対象機種に関するサポート情報です。
USB Power Deliveryに対応した周辺機器をUSB Type-Cポートに接続していると、パソコンの電源がオフの状態でも周辺機器に電力が供給されます。
この場合、パソコンにACアダプターが接続されていないと、周辺機器がバッテリーを消費し、次回の起動時にバッテリー不足で起動できないことがあります。
一時的にパソコンが起動できなくなることがありますが、故障ではありません。
この症状が発生した場合は、復旧方法をご確認ください。
この症状で繰り返しご使用になると、バッテリーの寿命に影響を与えることがありますので、バッテリー消費を抑える方法をご確認ください。
発生条件
下記の3つの条件が重なると、パソコンのバッテリーが周辺機器によって長時間にわたり大幅に消費され、バッテリー不足によりパソコンが起動できなくなることがあります。
- パソコンのシャットダウン後もUSB Power Deliveryに対応した周辺機器をUSB Type-Cポートに接続している
(例:モバイルモニター、スマートフォン など)
- 周辺機器に専用のACアダプターを接続していない
- パソコンにACアダプターを接続していない
復旧方法
ACアダプターをパソコンに接続し、10秒ほどお待ちください。
その後、パソコン本体のバッテリーLEDが点灯したら、パソコンを起動してください。
バッテリー消費を抑える方法
パソコンのシャットダウン時のバッテリー消費を抑えるために、下記のいずれかの方法を実施してください。
- USB Type-Cケーブルをパソコン本体から取り外す
- 周辺機器を専用のACアダプターに接続したままにする
- パソコンをACアダプターに接続したままにする

CF-FC、SCシリーズでは、パソコンの電源がオフの状態でもUSB Type-Cポートからの充電動作を設定できます。
詳しくは、下記のFAQをご確認ください。
パソコンのUSBポートからUSB機器への充電について (Panasonic PC Hub搭載機種)
