ワイヤレスWAN内蔵モデルでSIMカードを利用してインターネットに接続するには、ご契約された通信事業者から提供されるAPNをWindowsで設定する必要があります。
※5GもしくはLTEを使用してインターネット接続をするには別途、通信事業者との契約が必要となります。
APNとは
SIMカードやeSIMを用いてネットワークを利用するための設定です。
「Access Point Name(アクセスポイント名)」の略で、各通信事業者(ドコモ、au、ソフトバンク等)が提供しているAPNを設定することで、各通信事業者のネットワーク利用が可能となります。
※機種やOSにより、表示内容が異なる場合があります。
APNを設定してインターネット接続する方法
下記の手順をご確認ください。

初めて使用するSIMカードを挿入もしくは切り替えた場合、「モバイル ブロードバンド デバイスの設定」などの通知が表示され、デバイスの設定が実行される場合があります。
SIMの切り替えとデバイスの設定が完了するまで、再起動やシャットダウン含め操作はしないでください。

- 画面下の
(スタートボタン)をクリックし、
(設定)をクリックします。

- [ネットワークとインターネット]をクリックし、[携帯電話]をクリックします。
※eSIM非対応機種の場合は、手順.4へお進みください。

- nanoSIMカードを選択します。【eSIM対応機種のみ】
「このSIMカードの携帯データ ネットワークを使う」から[SIM 1](初期値)を選択します。
※SIM1:nanoSIMカード / SIM 2:eSIM
※「このSIMカードの携帯データ ネットワークを使う」の項目がない場合は、
下記の
をご確認ください。


「携帯電話」の画面に「このSIMカードの携帯データ ネットワークを使う」の項目がない場合は、下記の手順で「Panasonic PC設定ユーティリティ」からnanoSIMカードを選択します。
(1)画面下の

(スタートボタン)をクリックし、

(PC設定)をクリックします。
(2)

(設定)をクリックし、

(ネットワーク)をクリックします。
(3)「eSIM設定」の[nanoSIMカード](初期値)をクリックして選択します。
※[eSIM]と[nanoSIMカード]を切り替えた場合、設定が変更されるまで約2分かかります。
SIMの切り替えが完了するまで、再起動やシャットダウンはしないでください。
(4)ウィンドウ右上の[×]をクリックして閉じます。
-
「Windowsで接続を維持する」のボタンが「オン」の場合は、クリックして「オフ」にします。
※Windows10の場合は、「Windowsで接続を維持する」のチェックマークを外して、
[詳細オプション]をクリックし、手順.6へお進みください。
-
「その他の携帯ネットワーク設定」にある[携帯電話会社の設定]をクリックします。
-
[APNを追加]をクリックします。
※Windows10の場合は、「APN設定」の下にある[APNを追加します]をクリックします。
-
「APNを編集」に必要な情報を各項目に入力し、[保存]をクリックします。
※APNの設定に必要な情報は、ご契約の通信事業者が提供するインターネット接続情報をご確認ください。
※「APNの種類」は[インターネットおよびアタッチ]を選択します。
[インターネットおよびアタッチ]が選択肢にない場合には[インターネット]を選択します。
-
「インターネットAPN設定が保存されました。」と表示されたら、[OK]をクリックします。
-
APNが追加されたら、画面左上の

(戻る)をクリックします。
-
「接続設定」から追加したAPNの[接続]をクリックすることで、ワイヤレスWANでのインターネット接続が可能です。
※Wi-Fiなど他のインターネット接続をオフに切り替えて、ワイヤレスWANでインターネット接続されるか
ご確認ください。

ワイヤレスWAN機能を使わないときは、こまめにワイヤレスWANを無効にすることをお勧めします。
ワイヤレスWANが有効の場合電力が消費され、バッテリーでの駆動時間が短くなります。
※通信を切断しなかった場合、ご契約の料金プランによっては通信料が高額になる場合があります。
ワイヤレスWANを切断する方法
(1) 画面下の
(スタートボタン)をクリックし、
(設定)をクリックします。
(2) [ネットワークとインターネット]-[携帯電話]をクリックし、「携帯電話」の画面を表示します。
(3) 「接続設定」から[切断]をクリックします。

※[切断]が表示されていない場合は、「Windowsで接続を維持する」のボタンを
クリックしてオフにします。
